このバカちんがっ!!!





そんなこと呑気に考えてるうちに、真島はいつの間にか自分の分の切符を買い、また手を繋いできた





抵抗はせず、もうどうにでもなってしまえ!って感じだった





触れ違う人たちみんな、私の周りを見ている気がする



・・・ううん、真島を見てるんだ
認めたくないけど、真島は学校で見ててもわかるように、確かにモテる三要素が入ってるし・・・無理もないのか





でも、そんな人がどうして私みたいな平凡な人の相手してんのよ





あいつにとって私はどうでもいい存在のはずなのに・・・