「ああ、大丈夫よ、緊張したんでしょハナちゃんも」



「・・・」



「かもなぁ」



リュックを自分の机に置きもしないで、まっすぐこっちに向かってきた真島



ハナちゃんの事で二人が話してるのは分かってたけど、内容が入ってこない




何でなんだろう、やっぱり今日の私はおかしい。



「ちょっと、私飲み物買ってくる」




「あら、そう?」



「おう、いってらー」



今はこの変な気持ちをどうにかして収めなきゃ。






「あれ、あの子財布持ってってない」



「うわ、完璧なバカタレだな」