恐るべし10代の食欲・・・
そして再びハナちゃんに視線が。
「・・・そういえば、ハナちゃん私たちのお菓子ねだってなかったよね?
普通、ねだるもんなんじゃない?犬って。よく分からないけど。」
私がふと抱いた疑問を真島にぶつける
「あー、俺がそういう風にしつけたの。」
「ふーん。どうやって?」
「『犬の気持ち』読んだ。」
「・・・」
「おい、無視すんな!」
「・・・・・・」
ハナちゃん可愛いねぇ、皆さん!」
何、真島犬の気持ち読んだの?
それなのに、あの勝ち誇ったような顔は何?
俺のおかげでハナちゃん利口ですよ的な!
「広太、『犬の気持ち』すげえな・・・
それか、ハナちゃんが利口だったのか?」
「おお、お前はすごさを分かってくれるか・・・!!
ハナも利口だけど、俺のしつけの仕方が超絶的神レベルだったからだろーな。」
男子は男子で勝手に盛り上がってもらうことにしよう。うん。
「ねえ、あんた」
「はい何でしょう?
あ、後それから、私は「山本あんた」ではなく「山本櫻子」です、はい。そういうふうに読んでくださいませ。」
山本リンダじゃないんだからね!
「さ、櫻子、どうすればいいの・・・?」
「ん?何を?」
「あの・・・洋服・・・・・・」
「洋服?・・・──────ああああああ!」

