社内恋愛発令中【完】

それから日は進み、花見は明日に迫っていた。



部署では花見の話しで持ちきりだ。



「え?係長と場所取り?」



昼休み、遥さんに場所取りが決まったことを話すと、目を丸くしてあたしを見てきた。



「それ運命だよ詩苑ちゃん」



「う、運命って…そんな大袈裟な…」



「おもいっきりアタックしてこーよ!」



桜瀬さんも遥さんも、気持ちがエスカレートしすぎることが多い。



あたしは蓮也さんに対して、そういう気持ちを抱いてると言ったことがあっただろうか。



「アタックしないから落ち着いて遥さん…」



「だって素敵だと思ってるんでしょ?いいじゃん、この際だしさ!」



「どの際だよ…」