社内恋愛発令中【完】

うーん、と考えても仕方が無いと、あたしは残っているお弁当を口に放り込むのだった。



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「あ、詩苑ちゃん!」



お昼休みも過ぎ、パソコンを打っていたあたしに、蓮也さんが声をかけてきた。



桜瀬さんのことと、遥さんのことがあったあたしは、少し動揺。



「なんですか?」



あくまで冷静に蓮也さんを見上げると、蓮也さんはカレンダーを指差して言った。



「20日に花見があるんだけど。場所取りが俺と詩苑ちゃんに決まったから」



今朝の男の人たちの会話を思い出し、1人首をかしげるあたし。



(使えない人が回されるんじゃなかったの?)



「場所取り頑張ろうね詩苑ちゃん」



ニコニコと蓮也さんが笑うから、そんなことどうでもいいか、とあたしも笑う。