社内恋愛発令中【完】

そんなあたしを見て、遥さんはプッと吹き出した。



「だから他人の恋心にも鈍感なわけだ」



「もうっ」



違うよ、と顔を背けてみても、遥さんは隣でお腹を抱えて笑っているわけで。



あたしは残りのおかずを口に放り込み、しばらくあたしをバカにする遥さんの相手をした。



__________



「双葉さん分かってきたね〜」



午後になって、毎日繰り返していたはずの仕事をようやく飲み込むあたし。



桜瀬さんは小さく拍手をしている。



「明日から、同じことなら1人でできそう?」



「はい!たぶん!」



笑顔で頷くあたしを見て、桜瀬さんも綺麗な笑顔を見せてくれる。