社内恋愛発令中【完】

「俺帰るの0時になるし、そんな時間まで付き合わせていられないだろ」



「そ、そうだったんですか…」



「俺の心配を何だと思って…」



呆れる蒼井さんに、あたしはただ情けない気持ちが溢れるばかり。



「これはお仕置きだな」



そう言うが早いか、蒼井さんの手が服の中へ侵入してくる。



「ぎゃぁっ!…ちょ、ちょっと何して…っ」



「こんな状況で我慢しろって方がおかしいから」



「や、やめっ」



あたしが不安なときは、きっと蒼井さんも不安で。



蒼井さんには蒼井さんなりの理由がある。



もっと大人になろうと、あたしは心に誓った。



大切な人に、二度とあんな顔させないために____