社内恋愛発令中【完】

車が走り出した途端、3人の男があたしを見た。



そして1人の男が、あたしの服に手をかける。



「!?」



口を覆われて声が出ない。



暴れて抵抗をすれば、もう1人が体を抑え込む。



ビリビリッと何かの破れる音がした。



服だ。



(もうだめだ…)



そう目を瞑ったそのとき、



「あっつ…」



あたしの服を破った男の人が、あたしの肌に触れた瞬間手を引っ込めた。



信号が赤だったのか、車が動きを止める。



(今だ…!)