社内恋愛発令中【完】

頭痛がひどくなり、吐き気も出てきた。



ベッドの上で唸っていると、いつの間にか眠っていた。



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あたしがそのあと目を覚ましたのは、家のインターホンが響いたからだった。



もつれる足で玄関に行き、覗き穴を覗くと、そこには遥さんの姿。



「え、遥さん…!」



「詩苑ちゃん!!大丈夫なの!?」



両手にビニール袋を下げて心配そうな顔をするその姿は、あたしのお母さんそっくりだった。



「大丈夫じゃないけど…中入って」



中へ通すと、遥さんはビニール袋から食べ物や飲み物をいっぱい出した。



ゼリーやヨーグルト、プリン、バナナなど、食べられるときに食べられる物。



栄養ドリンクもたくさんあった。