社内恋愛発令中【完】

「なってくれる?俺の秘書に」



蒼井さんの優しさを無駄にしてはいけないと思ったあたしは、



「あたしでよければ…力になります」



力強く頷いていた。



「よし。じゃあまず、ここにもう1つ机と双葉の荷物」



「え?」



「秘書たるもの、仕事中は俺から離れないように」



確かに蒼井さんはいい人で、優しい上司だ。



「い、一日中ですか?」



「秘書になってくれるって言いましたよね?」



だけど、一日中2人で過ごすのは相当な気力を使うのが目に見えている。



「言いましたけど一日中はちょっと…」