そんな負のオーラを感じ取ったのか、了承を出す主審。


「わ、分かりました」


ごめんねっ!主審!

いつもそんな怖くないからっ!
今日だけだよっ!えへっ☆←


その話を聞いていたのか、絇瑠がビックリしながら駆け寄る。


「え、委員長、ガチ?

それなら、賭けていい?


俺、賭けがあったほうが楽しめるんだよね!」


「面白そうじゃん、いいよ」


なめたような口調で言ってくるもんだから挑発に乗ってしまったわたし。


いかんなぁ…!

もっと大人にならねば…!


「じゃあ、俺が勝ったら俺にキスしてよ?」


いつもは突っ込むところなのに、わたしは冷静だった。


いや、よく考えたら冷静じゃない気もするけどね←