しかし、今はそんなふざけた顔じゃなくいつになく真剣な顔をしていた。
「あり?
あ、そーいえば、男バス今日、OFFか」
1人でガッテンしていると、また絇瑠がシュートを打つ。
多分、スリーポイントシュートの練習をしてるんだろう。
ガツンッ
それにしても入んないこと、入んないこと。
初期のわたしより入ってないじゃないかー!
そんなことを思いながら、影で覗く。
そんなわたしに気付かず、練習を続ける絇瑠。
でも、やっぱり入らない。
途中、スマホを使って調べてるみたいだけど何も変わらない。
流石にここまでくると放っておけないよね…。
前に進むいいきっかけになるかな…?
いや、しなきゃ。
慣れていかなきゃ。
そして、わたしはそっと立ち上がる。



