まぁ、そうでしょうね。
こんな三つ編みにメガネの女が怒るとは思わないでしょう?
それよりも、わたしは純潔が奪われたことが許せない…!!
「こんのぉ!
問題児くるりんぱ!!!!
誰が、わたしのほっぺにキスしていいと言った!?!!!」
みんなが急にわたしと絇瑠から離れていく。
なんでかは、あとで聞くとして…今はこいつだ!!!
「ま、まぁまぁ。
落ち着いてよ、委員長。
そんな怒ってるの?」
普通に不思議そうに聞き返す絇瑠。
おいおい…お嬢ちゃんよ…じゃなかった…。
お坊ちゃんよ…!?
自分がしたことを忘れたとでも言うのかね!?



