「え!ヤダヤダ! ご褒美欲しい!!!」 「みんな、普通に黒染めばっかりです。 くるりんぱが異常なの。 本来はご褒美無くて当たり前」 冷たく返す。 これだけ言えば、諦めるだろう。 そう思ってたら…奴は上手の回答をしてきた。 「じゃあ! 俺が知恵にキスするー!」 その言葉にわたしと女子軍団が悲鳴をあげる。 「はぁ!? 何言ってんの!? バカか!! ここのモットーは清く正しく!」 「えぇ!?」 「お預け! 待て!!」 「えぇ…。 じゃあ、わかった! 俺とジャンケンして?」