「無駄口を叩くと、ここから追い出すよ?嶺央君?」
「うぇい」
「さっさと食べちゃって。
もうすぐ学校行かないと」
亜衣に催促され急いで食べ、リュックを持って外に出る。
「いってきます」
「はーい、いってらっしゃい」
4人で歩き出す。
「やっぱ、知恵のお母さんいいよなぁ…。
ほんわかしてる中に、地味に天然があって優しくて料理がうまくて…
女としてパーフェクトだよなぁ…!」
しみじみとつぶやく嶺央。
「熟女好き」
「うっ、うるさい!
俺は健全なる男だからピッチピチのJKがいいわ!!
あ、
お前らは対象外だから安心しゴグベッ」
嶺央が言い切る前にわたしの蹴りと亜衣のゲンコツ、巫美のヘッドロックが綺麗に嶺央に決まる。
「「「こっちこそ、お前のようなヘタレはお断り」」」
ドサッ
膝から崩れる嶺央。



