そんなわたしを顔を抱えてため息をつく亜衣。
おうっ!?いかん!
つられてしまったぜ!
でも、おごりならいいさ!
高いメニュー頼んでやるぜ…うへへへ←
「知恵がよからぬこと、たくらんでる〜」
「さっすが、巫美!
お見通しだね☆」
「なんか知恵、テンション高いね〜
いいことあったの〜?」
「全くないよ!
逆にムカつくことの方があった!!!」
「ムカつく?
何それ〜?」
「1年!
1年A組 坂本 絇瑠!!!!
通称くるりんぱ!
あいつ、1年のくせにわたしにタメ口だし、茶髪だよ!?
染めたんだよ!?
許せんっ!」
ゴオォォオッと怒りの炎を燃やすわたし。
許せんっ!
またわたしに思い出させてイライラさせるとはいい度胸だな!
ぐぉおおおおお!
「ほーれ、席つけー!
テスト始めるぞい」
そこへ我がクラスの担任のゆーるっいおじいちゃんみたいな人がクラスに入ってくる。
そうだ!
今日は課題考査だ!
1年は新入生テスト的な?
2、3年は春休み明けテスト!
我がお堅い真面目学園は上位50名、下位50名が名前が全学年それぞれ貼り出される。
これはたまったもんじゃござりませんぜ?親分!
公開処刑甚だしい!!
だからみんな、頑張るわけなのよね。
ってことで、テスト始まり始まり!