ガラリン♪ガラリン♪
「うぉっほん…
わたしは幻覚が見えるのかな、桐羽枝さん。
桐羽枝さんの近くに座敷わらしが見えるよ」
おじいちゃん先生はノホホンとつっこんでくる。
「あながち間違いではありません。
ですが、クラス外の人がいるのは事実です」
「ふぉ、やはりか。
君、自分の教室に帰りなさい」
おじいちゃん先生が優しく諭す。が、しかし
「お断りします!
俺は真実を聞くまでここを離れないと決めました!!!!」
絇瑠の折れない精神に少し戸惑うが、やはり、そこは先生。
「むぅ、ほれ!」
少し悩んだ後、先生が指をパッチンと鳴らす。
すると、しばらくして体育科の先生がやってきた。
「どうかしましたか!?」
「問題児がおるようでな。
連れてって欲しいんじゃ」
「あぁ、誰かと思えば坂本絇瑠じゃないですか。
わたしの担当です。
失礼しました。
連れて行きます」
「ちょ、先生!待ってください!!!
俺にはちゃんとした理由があるんです!!!!」
「ん?どうした?
相談なら先生が乗るぞ!
先輩に迷惑かける前に俺たちに相談しろ?な!」
「ちがっくて…!!」
そういうと、絇瑠の抵抗は虚しく体育科の先生に連れてかれてしまった。
その後もまぁ、絇瑠はしつこかった。
なんと、休み時間ごとにやってくる。



