「絇瑠さん!
そんなこと言ってはいけません!
あの怪しい人の話を信じてるんですか!?
琴吹先輩、そんなことありません、こいつの出まかせです。
勝手な憶測です!聞かないでください!!」
歩影が絇瑠の前に立ち、止める。
「怪しい人ってどういうこと?
あたしは真実を教えたのよ。
どこも怪しいところなんてない、そうでしょ?絇瑠」
柚歌が腕を組みながら優雅に車から降りてくる。
「歩影じゃま。
ねぇ、先輩の話聞いた。
ガッカリだよ、先輩がそんな人だとは思わなかった。
もう先輩とは関わらないから。
願わくは、嶺央先輩の邪魔にならないようにバスケもやめてほしいけどね。
嶺央先輩、先輩の事が心配であんまりバスケの方に集中してないんだよね。
そこのところ、よろしく」
そういうと、絇瑠は歩影を退かして校門の中に入っていった。



