「……美晴?小林のことか?」

小林くんの教室を出て、廊下を泣きながら走っているとちょうどばったり会った祐介。

私の泣き顔を見て察したみたいで小林くんの名前をだす。

あー、もうメンタルズタズタだよ。

キーンコーンカーンコーン

「……次の授業さぼろ。」

祐介はそういうと私の腕をつかんで保健室へと連れていった。

保健室には幸い先生が出張でいなかったから、私達2人でかしきり状態。