美晴、なんでだよ……。 美晴が他の奴とキスした事を考えるとイライラがおさまらないし、心臓もズキズキと痛くなる。 いつの間にか俺は美晴の教室へと向かっていた。 美晴に会った瞬間いろんな感情が混ざって、ひどいことをたくさんしてしまった。 「……ごめん、信じられないから。」 そう俺が言った時の美晴の顔が忘れられない。 俺があの顔をさせたんだと思うと、イライラしてくる。 なんで俺はいつも美晴を傷つけてばっかりなんだよ。