闇に沈みし私の心に射す光は無い

手を伸ばしたこともあったけれど、それはもう昔のこと

気まぐれに、私に近づく温かいものたち、消えるがいい

私の闇の深いことを知れ

ああ、今、私には闇が心地いい

どうか、このまま浮かないで

ずっとここに居られるように、私は黒いドレスを纏い、頭上に見える、わずかな光さえも見て見ぬ振りをしよう

黒い黒い、海の底

光を嫌うものたちの、なんと優美なことか