お前が1番かわいいよ。

愛菜はバトミントン部に入ってて、なかなか遊べない。


だから、毎日家でダラダラ生活を送っていた私にとって、愛斗との電話は久しぶりの楽しい時間だった。



「ただいま〜」


お母さんが買い物から帰ってきた。


「あ、お母さん帰ってきたからそろそろ電話切るね」


「ちょっと待って」



「ん?」


「あのさ…」



なんか、緊張…してる?



「どうしたの?」