お前が1番かわいいよ。

そう言う愛斗の声はとても弱々しくて。


「仕方ないからしてあげてもいいよ。」


「ありがと。」


「早く行こう?」


「うん」


私は愛斗の後ろについて行った



3駅ぐらい電車に乗って、少し歩くと愛斗の家に着いた。



「待って。これ家なの?」



「家だけど」



「デカすぎる…」



愛斗の家はドラマに出てくるような豪邸だった



本当にお城みたいな家