お前が1番かわいいよ。

「私はどうせ顔だけだから別にいいの。」



「そうやってわざと自分は顔だけって思って攻めるのやめろ


お前はかわいいから。性格も。」


その瞬間私の頬に一筋の涙が伝った




泣いたのは何年ぶりかわからない。


ちょうど外が暗いから私が泣いてること愛斗にばれてないかな…?



「そうやって泣いてるところも全部。


全部おまえはかわいい。」


そう言って愛斗は私を抱きしめた



なんでだろう。



はじめて今日喋ったのに、もう愛斗に対してうざいと思う気持ちはなくなっていた。