お前が1番かわいいよ。

あーもうこうなったらとことん大人ぶってやるんだから!


私はゆっくりと両手で中谷くんの頬を包む


そして至近距離まで顔を近づける


できるだけ自然に上目遣いで中谷くんを見た


中谷くんは少しびっくりしているように見えた


ふふふ



私は恋愛初心者じゃないって思わせてやる…!



そしてもっと顔を近づけて唇が触れる直前に


「愛斗っ」



中谷くんの下の名前を呼んでゆっくりと口づけした。



そしてすぐに唇を離して、中谷くんの耳元で



「愛斗は私を舐めすぎだよ。」


できるだけ甘い声でそう呟いて、中谷くんから離れる