私は大富豪のお嫁様ッ!?



「幸人?」


「……。」


何回幸人の名前を呼んでも、シャワーの音しか聞こえない。


「――…っ」


悲しくなって、涙が出た。


「幸人っ?」


「……。」




―――…イラ(-"-;)








「幸人っ!!」


あたしは、カーテンを勢いよく開けた。