私は大富豪のお嫁様ッ!?



「―――…莉緒?」








―――…っ、腹立つ!!!!!!


「いややっ!!!!」


あたしは、幸人の胸板を力強く押し、幸人を引き離した。


「は?」


「まだおるもんっ!!!」


あたしは、頬っぺたを膨らませ、その場に体育座りをした。


「莉緒?」


「いやや、おりたい!!まだ部屋帰りたくないっ!!」