『 蓮said』


ふー。ただいまー

って誰もいないけど。

『 、、、っ。』

頭痛てー。

いつものことだけどさ。

取り敢えず時間あるしシャワー

じゃなくて風呂入ろうかな。




…チャプン

病院だるかったな。

病院の後はいっつも頭が痛くなる。

だから病院やなんだよ。

今日は早く寝とこうかな。




気持ちよかったー。

まだ夕方だけどなんか眠いな。

もう寝ようかな。

Zzz…



ん?ここはどこだ?

薄暗くて広い部屋だな。

こんな気味わりぃとこ早く出よう。

ドアはどこだ?



ガチャ



ん、誰かきた。

あっちがドアか。



謎の男「フフフ…人を殺して生きるのは楽しいか?。」


『 何言ってんだ?
それよりあのドアが出口だよな?』


謎の男「フッ…殺したことも覚えてないか。
お前が殺したやつのこと
覚えてないのか?」


『 何のことだよ!俺が人殺し?
ハハッ。確かに怪我させたことはあるけどよ、殺したことはないぜ?』


謎の男「じゃあ教えてやろうか?」



『 何をだよ。俺は殺してねぇし。
てか、お前うぜぇぞ。
俺は早くここから出たいんだけど?』


謎の男「フッ、フハハハハ!!

知りたくないのか?
お前が殺したんだよ。

お前のかけがえのないものだ。
お前が自分で壊したんだよ!」




突然、足元が崩れてきた。


『 うわ!?』


謎の男「お前は人を殺して自分も殺したんだ。一生苦しむがいい。」


謎の男は高笑いしながら闇に消えてゆく。

『っ!おい! 待てよ!どこいくんだよ!』

ついに足元が完全に崩れ闇に
呑み込まれそうになる。

『 うわぁぁ!!』



、、、っ!

『 はぁ、はぁ、、、』

ま、またあの夢。

あの部屋。よく見る夢だ。

でも今日のは謎の男がいた。

あれは誰なんだ?

⦅お前のかけがえのないものだ。
お前が自分で壊したんだよ!⦆

俺のかけがえのないもの。


俺が何を失ったかなんて知らない。

両親?友だち?

両親には棄てられた。

別にもうなんとも思ってない。

友だちは両親に棄てられた時

にいなくなった。

そういえばその頃は女友達

ばっかりだったんだっけ。


⦅フハハハハ!!⦆

まだあいつの笑い声が耳の中で響いてる。


『 なんかイラつく、、、』

結局何が言いたいんだ?

俺が人殺し?してないし。

ほんとイラついてきた。

今は?11時か。

ちょうどいいな(笑)

出かけるか。


(どこいくの?)


作者?久しぶりに出てきたな。


(だって出る機会がないんだもん!)


はいはい。じゃあそこら辺で

実況でもしとけ。


(実況?なんの?)



喧嘩しに行くんだよ。

準備するから待っとけ。


俺は黒のトレーナーを出す。

背中にフェニックス(不死鳥)

が刺繍されてる。表には蓮の花の刺繍。

俺の喧嘩の時の格好だ。


俺は着替えてネックウォーマーをつけた。

髪を後ろで団子に結んで、フードを被る。

この時点で相手にみえるのは目だけだ。



よし。行くか。



said end