三年になって初めてのクラス替え、今までいた人と前は違う人と一緒になれる嬉しい事だった。
だが、このクラス替えをした事によりいじめられる事になった。理由は異常に太っているってだけの体格だった。当時は、メンタルも弱く言われるがままにやられ辛くて泣く事しかできなかった。
先生に話すも、注意され一度は静まるもすぐに始まった。しかも先生に言ったことも踏まえていじめられた。
その時は親に相談する事も考えた。でも、なかなか言えなかった。おふくろは心配性だから深く考えすぎてしまうし、親父は昔堅気の人間で男が負けてどうすんだという感じで、怒ららるのが目に見えていたからだ。
その中で見つけた答えが強がる事だった、何度を言われてもただずっと耐える事しかできなかった。
そしてイジメはエスカレートしていき
自分でも耐えきれなくなった。
それを親に話す事にした、案の定母親は心配した。
でも親父は違った。
親父は体型を馬鹿にされるなら痩せればいいと行って俺をある場所に連れてった。
それがミニバスケットボールスポーツ少年団。
通称スポ少だった。
そこには練習してる兄貴の姿もあった。
体験として、少しやってみた、初めての事だからルールも何もわからかったけど、なぜか心の奥で楽しいと思えた。そこには自分より下の子もいるし、同級生の子、先輩や女子もいた。みんなが仲よかった。
そしてスポ少に入る事にした。
自分がスポ少に入ってからはいじめがなくなった。
練習にも打ち解けてきて、学校でもチームメイトと話をしたりして気持ちも前向きになった。
すこし変わったと実感できるようになって三年を終えた。