「じゃあどうやって倒すの。」
「残念だが実の弟を傷つけるなんて出来ねえ。」
「俺にとっておきの案がある、いいか足を使うんだ。」
「それってまさか。」
「逃げるんだよぉ スモーキー。」
「やっぱりだー。」
「馬鹿みたい、逃げられると思った?」
すると鈴は素早い動きで錨の左ひじ関節から先を切断した。
「な、何ば、馬鹿なお、俺の左腕が。」
「速すぎる、だったらこれでどうよ。」
すると聖奈はどこからか盗んできたであろうベルグマンStG44を鈴に向けて弾丸の雨を浴びせた。
「何を出すかと思えばこんな玩具だなんてがっかりしたよ。」