高校に入り半年が過ぎた頃、帰り道にて友人とたわいもない話しをしていた。名をA君と呼ぶことにする。ふとおもしろい問いかけが来た。
A君「もしこの世界に俺とおまえを残して全員消えてしまったらどうする?」
僕 「2人で今までに出たゲームして暮す」
A君は笑った後に「絶対すぐ飽きるよ」という
僕 「じゃあ何しようか」
A君「俺は車運転したいな」
僕 「車なんてたくさんあるから好きなの運転すればいいんじゃん」
A君「それじゃあつまらないでしょ」
僕 「なんで?」
A君「自由に運転したとしたとしても、きっとすぐに飽きるよ。ルール作らないと」
僕 「例えばどんなのよ?」
A君「車は18にならないと運転できない」
僕 「なんか普通だな」と笑う
A君「後お酒は二十歳からだな」
僕 「たしかに二人でちゃんとしたルールとか規則作って自分たちで守るの楽しそう」
A君「そうだね」
直後T字路を向かえ立ち止まる。もっと話しをしていたいけれどまた明日。
僕 「じゃあねまた明日」
A君「気をつけてね」
僕 「ありがとう、そっちも気をつけて」
A君はいつも「気をつけてね」と言ってくれる。優しい気持ちになる。だから同じ言葉を返すことに決めていた。