その謎、解き明かして差し上げますわ。



……………………………………



「やだ~、もうこんなに暗いっ!」


家庭科室から昇降口へとむかうと
外は驚くほど暗くなっていた。


香乃がこわ~と言いながら
上履きからローファーに履き替える



暗闇、光、

探し物なら電気をつければいいし


やっぱり、
探していることがばれたら困るもの?




「春香ー?はるーかーぁ!」


「んーー?」

「んーー?じゃないよ、もう!
 ひとりであっちの世界行かないでよ。

 考える美人は、
 そりゃ、美しいけどさぁ。」


香乃は、優しい。
ショートカットでズバズバ物を言うくせに優しい。


「うん。ありがとう。」



やっぱり春香、変っ

照れているような
明るい声が私の耳に届いた。