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がらっ
香乃が明らかに気持ち悪いという顔で
家庭科室の扉を開けた。
「失礼しまーす。」
…………
そう、私たち探偵相談室は、
私のクラスメート小宮風花ちゃんから
依頼を受けた。
その名も
「七不思議っぽい家庭科室の謎」
その捜査で家庭科室にきている。
「ここで、足音と光ね…。」
またしても
香乃が気持ち悪いという顔でつぶやいた。
彼女は、幽霊とかそういう類を
苦手とするのだろうか。
コンロや水道、大きな黒板、廊下側に
はオーブンレンジがずらっと並んでいる。
何の変哲もない、普通の家庭科室。
暗闇、光と言えば懐中電灯。
きっと何かを探していたのだろう。
こんなところで
なにを探していたのだろうか。

