「うん。忘れない。今までのこと。」
そうだ。私は謝って許してもらおうだなんてそんな簡単なことじゃすまないことに加わっていたのだ。もう楽しい学校生活なんて…
暗い顔をしている私の手をすみれちゃんが握った。
「だからといってこれからこの事を考えて暗く生きていく必要ないと思う。あなたがそんな風に生きたところで今までのことはもう消せないことなの。それに、あなたは助けてくれた。あなたはもう今までの見ているだけの人じゃない。」
すみれちゃんは自分のことよりも私のことを考えてくれるんだ…。
私もすみれちゃんのようになりたいな。
「だからこれから一緒に新しい学校生活を送ろう?良い思い出を作ろう!」
明るくそう言ってくれるすみれちゃんに感謝しかない。
「ありがとう。私もすみれちゃんと良い思い出作りたい!」
