「すみれちゃん!本当にごめんなさい。」 私はカバンに入れてあった体操着をすみれちゃんに渡した。 今まで何もできなかった自分に悔しさのあまり涙が流れてくる。ただ立っているだけの私にいじめられているあの子は何度助けを求めただろう。 教室でもここでもどれだけ痛い思いをしたのだろう。私が中に入って止めて痛みを減らすことができたかもしれないのに。 他のみんなへの思いが溢れてすみれちゃんにずっと謝っていた。こんなに傷だらけにさせてしまってごめんなさい。