あの後から、私は先輩と行動することが増えた。それは先輩が私を心配してるからなんだけど。それと同時に、私の体はさらに悪化してきている。

「海実、痛い?」

私に少しでも異変があると気づいてくれる。

「……ちょっとだけ。」

「無理しなくていいからね。」

「ありがとう。」