彩葉side 手紙をもらった次の日の朝、私は職員室に来ていた。 向かった先は1年のときの担任。 「渡井、何かあったか?」 「これ…海実からです。」 手紙を差し出した。 “クラスのみんな・バトントワリング部・先生方へ”と書かれた封筒。 「これはコピーして職員会議で配るよ。 …去年と今年のクラスには昼休み集まってもらって、渡井、代読だ。」 「…はい」 本当は手紙の代読なんてできないけど、他の人に海実の手紙を代読されるのは嫌だった。