朝、母さんの大きな声で
目が覚める。
「っ、うっさいなぁ…」
そう小さくつぶやいて頭の横にある
目覚まし時計をつかんで
時間を確認する。
目が一気に冷めた。
「ちっちっ遅刻っっっ」
ベットの蒲団をはぎ取って
階段を落ちるように降りて
制服に袖を通す。
「日向、朝ごはんは?」
「無理!」
そう大声で叫ぶと
鞄を取って、
自転車に鍵を差し込んで
前かごに鞄を突っ込むと
自転車に乗る。
「いってきます!!」
いつもの朝の始まりだ。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…