「名前で呼んでくれて」

そういわれた瞬間
顔が真っ赤になった気がした。

「どっどういたしまして。」
そう告げると同時に
チャイムが鳴る。

とっても長い休み時間だった。

授業中
考えることは、ただひとつ。

次の休み時間はどうからかうか。
それだけ。

END