今日は休日。

昨日、あったこと。

まだ、信じられない。

ラインは既読をつけたままそのまま放置してしまった。

「っ…。」

やだ。

私、どこで、間違ってしまったの?

なんで。

どこから何が始まったのかわからない。

ずっと、上手くいくって思ってた。

別れたくない。

私はズシンとした頭が痛くて、ベッドに倒れ込む。

はぁ…。

「なんて返そう…。」

ラインを開く。

《ごめん。まだ何も、わからないよ。なんでなの?》

そう送ろうとして、指を止める。

ケータイ画面にパタリ、と涙が落ちて視界が歪んだ。

苦しいよ。

どれだけ、泣いても涙は枯れなかった。

《分かった。ごめんね。》

そう、押して。

震える手で一文字一文字、打って。

私は心の中で、3.2.1…と数えて

送信。

を押した。

この時。

私の儚い恋が散ったーーーー。