【完】恋する話。

今日で仲を深めよう旅行は終わり。

今日は街をグループで散策して、お買い物とかするんだ。楽しみ!

〜〜

「じゃ、各地に散らばってー!
4時集合ね!はい、解散!」

「よっしゃ、俺らも行こーぜ!」

横井くんと悠里は手をつないで前を歩く。

「あー…と、鳴海?」気まずそうに口を開く上坂くん。

「は、い。」うつむいて返事をする私。

「ほっぺ、どしたの?」私の顔を急にのぞきこむから胸がドキッてした。

「昨日、寝てる間にぶつけちゃって。」

「ふーん。」上坂くんはそれからあまりしゃべらなくなって、なんか悲しかった

4人でお揃いのストラップを買って、その後、悠里と横井くんは2人でデートしに行った。

「俺ら、何しとこーか。」やっと口をひらいた上坂くん。

「ぶらぶらしとく?」

「だなー。」

トコトコと足を進める私たち。

すると、前にはあの3人組が。

足がピタリと止まる。

私が怯えた顔をしていたからだろうか、「鳴海?どした?」と上坂くんが心配そうに言う。

「う、ううん。大丈夫」

少し笑うと、ピリッとほっぺが痛くなった。

そのとき、目の前で3人組がーーー。

え?

はる、ひこくん…?

はるひこくんが3人組に怒ってる。

怒鳴るような顔で胸ぐらをつかむ、はるひこくん。

「ど、ぅして…」

「俺、止めてくる!」上坂くんが駆け出そうとするから、わたしは上坂くんの腕をつかみ止まらせる。

そして。
私ははるひこのところへ走ったーーー。