閉館時間になって図書館を出たところで清水くんに声をかけられた。 「柚香先輩、ちょっとだけ付き合ってもらえませんか?」 「…?うん」 どうしたんだろう。 なんか妙に真面目な顔…。 高遠くんのことかな。 昨日一緒にいたから、何か話したのかな。 西の空の夕焼けが綺麗。 もう夕日は見えないけど、オレンジ色から紺色への空のグラデーションが綺麗で、秋の少し冷たい空気が更に冷たく感じる。 清水くんが自販機でポタージュを買ってくれた。 ほんとは年上の私が買ってあげなきゃいけないのにな。