「稜之助!俺はあの場所にいる。 用事済ませてこい。それから、ほれ!」 飛んできた袋・・・塗り薬か。 「足痛むようなら塗っておけよ。 それ以上けがすんじゃーねぇぞ。」 「はーい。じゃ、また後でー。 荷物ほれ。」 背負っていた荷物を幸太郎の横に置き 背を向け歩き始める。 昨日の男たちに合うために。