「何かを叫んでいた。か、でも何を言っていたか分からないのだからこれ以上気にしてもしょうがないんじゃないか?」

「そういうものでしょうか?」

「俺的にはな。でもそれがもし誰の話かは分からないが現実におきたらいやだからな。もし続きを見たらまた教えてくれ。」

「分かりました。」

「よし、じゃあ起きるか。
あゆがまってるぞ!」

そうだ、今日はあゆちゃんと団子屋さん巡りをするんだった。

「そうですね。待たせるのは悪いし行きますか!」

蘭丸さんの言う通り、これ以上気にしてもしょうがない。これが本当に起きるわけではないだろうし。

そんなことを考えながら愛有は蘭丸について行くのだった。

この話を誰かが聞いているとも知らずに…