ちょっとピンチ、なんて思っていると、部室から恐らく先輩と思われる女子生徒が一人、顔を覗かせた。
「先生、何してるんですか?」
「お、もう来てたんだ。…いい知らせだよ、部長さん」
先生が私と、映奈を挟んで若奈と、二人の肩をポンと叩く。
「この子達三人、演劇部に入りたいんだって」
尾張先生が言うと、その先輩は目をキラキラと輝かせた。
「おぉぉっ、マジですか!?」
「うん。一気に三人も増えちゃった」
その先輩の喜び方は、まるで少年のようだった。…いや、喜び方だけじゃない。容姿だって、ショートカットに、女子なのにリボンではなくネクタイと、男子生徒のようにも見えた。
「…えっと…この方は…?」
「そうだ、自己紹介がまだだったよね」
先輩がペコっと頭を下げる。
「初めまして! 演劇部の部長をやってます、三年一組の二司耶色(ニシ・ヤイロ)です! 気軽に『耶色先輩』って呼んでくれていいから。よろしくっ!」
尾張先生が私達も自己紹介をするように耳打ちした。
「あっ…えっと、初めまして、ウチ、一年二組の津田詩音っていいます。その…よろしくお願いします」
「同じく一年二組の手塚映奈と」
「手塚若奈です。よろしくお願いします…」
ちょっと堅苦しくなってしまう私達を見て、耶色先輩が笑う。
「ハハハっ、そんなに緊張しなくていいじゃ~ん。まぁ確かにボクも、演劇部に入る初日はかなり緊張したけどね。でも今や部長だもん」
耶色先輩のキラキラした視線が、私達三人に注がれる。
「よろしくね、三人とも」
「先生、何してるんですか?」
「お、もう来てたんだ。…いい知らせだよ、部長さん」
先生が私と、映奈を挟んで若奈と、二人の肩をポンと叩く。
「この子達三人、演劇部に入りたいんだって」
尾張先生が言うと、その先輩は目をキラキラと輝かせた。
「おぉぉっ、マジですか!?」
「うん。一気に三人も増えちゃった」
その先輩の喜び方は、まるで少年のようだった。…いや、喜び方だけじゃない。容姿だって、ショートカットに、女子なのにリボンではなくネクタイと、男子生徒のようにも見えた。
「…えっと…この方は…?」
「そうだ、自己紹介がまだだったよね」
先輩がペコっと頭を下げる。
「初めまして! 演劇部の部長をやってます、三年一組の二司耶色(ニシ・ヤイロ)です! 気軽に『耶色先輩』って呼んでくれていいから。よろしくっ!」
尾張先生が私達も自己紹介をするように耳打ちした。
「あっ…えっと、初めまして、ウチ、一年二組の津田詩音っていいます。その…よろしくお願いします」
「同じく一年二組の手塚映奈と」
「手塚若奈です。よろしくお願いします…」
ちょっと堅苦しくなってしまう私達を見て、耶色先輩が笑う。
「ハハハっ、そんなに緊張しなくていいじゃ~ん。まぁ確かにボクも、演劇部に入る初日はかなり緊張したけどね。でも今や部長だもん」
耶色先輩のキラキラした視線が、私達三人に注がれる。
「よろしくね、三人とも」



