「クスッ…しちゃった」
「やっぱりお前アホだな?」
どんなにイジワルを言われたって、温かい胸の顔に顔を埋めると、すぐに安心する。
「アホって…何回言ってもいいから。ずっとずっと側にいてね?」
「……ああ」
陸の力に負けないくらい…力いっぱい大きな陸を小さな腕で抱き締めた。
もうどこにも陸が行かないようにって──・・・
って…ちょっと待って!!
忘れるところだった。
まだ最大の疑問が残ってるじゃないっ!
「今さらだけど、なんで陸が日本にいるの!?それもあたしの家に」
「ホントに今さらな質問だな?聞くの遅すぎだし。それは…」


