そっと優しく…重なりあう2人の唇。
陸からの約束のキスが寂しさでいっぱいになっていた…あたしの気持ちを優しく溶かしていった。
名残り惜しそうに離れた…感動的なキスの後。
バカな不安が頭をよぎちゃったあたしは、陸から視線を避けて疑問をぶつけた。
「ねぇ、陸……」
「……ん?」
「もしかして…アメリカでいっぱいしたの?」
「は?なにをだよ」
「……キス」
だってだって陸があんな優しいキスするなんて…おかしいんだもん!
きっときれいなアメリカ人と…いっぱい。
わぁ~そんなのダメ!
絶対にダメだから!!
そしたら軽いゲンコツがおでこに飛んできた。
「……アホか。なんの妄想してんだよ。お前は相変わらずだな」


