キミに…Kiss


「はぁ……」


花びらを見つめながら 深いため息を吐く。


なにやってんだか──・・・


かなりの重症ってヤツだ。




──────────・・・


そんなことを思いながら 家に帰ると


「ただいま。ママ、いないの?」


いつも玄関まで走って来るママの姿がどこにも見えない。


「買い物にでも行ってるのかなぁ?」


でも、カギも閉めないで出掛けるなんて不用心すぎ。


「パパが知ったら、また怒るよ。ホントに相変わらずドジなんだから」


ぼやきながら自分の部屋がある2階へ行く。


「あれっ?なんで……」