それからも、いくら電話をしても…メールをしても


陸から返事が来ることはなく…日にちが過ぎていった。


あたしは…その間ずっと泣きっぱなしで、自分の部屋に閉じこもったまんまで。



「プレゼントなんていらないから…ずっと側にいてよ」



あの時、陸が首につけてくれたペンダントをただ握り締めた。



陸が言った…最初で最後のプレゼント。


「どうして最後なの?」


手のひらの中で光り輝く小さな星のチャーム。


陸とあの丘の上にある公園で見た星空と負けないくらい輝いている。



「陸に会いたいよ。もう…他にはなにもいらないから」



それを見ながら、陸に会いたいって何度も願った。