【 愛理:side 】



「ちょっと 愛理、遅くなるなら連絡しなきゃダメでしょ!」



ママの声が聞こえてくるってことは…ここは自分の家?


どうやって、ここまで帰ってきのかさえ分からない。


呆然としたまま、2階に行き自分の部屋に入り


電気もつけないで、ベッドの脇に力なく座り込んだ。